賃貸物件で停電になった時には原因を探って正しく対処しなければいけません。
そうはいっても停電の原因を知るにはどうすればよいのでしょうか。
今回は賃貸物件で停電した時の対処法についてご紹介しますので、もしもの時に慌てないためにもぜひチェックしてみてください。
賃貸物件で突然の停電!対処法を知るには周囲の様子や分電盤を確認しよう
賃貸物件で停電した時、夜間であるなら、周囲の住宅の電気がついているか確認してみましょう。
停電は地域一体のものの可能性もあるため、地域一体の電気が切れている場合は電力会社の復旧を待つ必要があります。
特に台風や雷などの自然災害が原因で停電になった場合、電力会社に電話しても回線が混雑していることで連絡がつかない場合もあります。
そうした時は根気強く復旧を待つようにしてください。
また、自宅だけの電気が停電している場合は、まずブレーカーを確認しましょう。
分電盤の左側にあるアンペアブレーカーが「切」になっていると、アンペアの容量がオーバーしたことでブレーカーが落ちた可能性があります。
その場合は、一度使っていた家電などのスイッチを切るか、コンセントを抜いた状態にしてからアンペアブレーカーを「入」の状態にしましょう。
分電盤の真ん中にあるのが漏電ブレーカーで、これが落ちている場合は、どこかで漏電があったことを示しています。
漏電ブレーカーが落ちている時はアンペアブレーカーと、右に複数取り付けられている安全ブレーカーのすべてを落としてから、アンペアブレーカー、漏電ブレーカー最後に安全ブレーカーの順番であげていきましょう。
安全ブレーカーを上げている最中に漏電ブレーカーが落ちたら、そこで漏電が起こっているため、ブレーカーを切った状態で電力会社や電気工事業者に相談するようにしてください。
賃貸物件で何度も停電する時の対処法は?停電に備えて対策しよう!
頻繁にブレーカーが落ちてしまう時は、アンペアの容量が足りない場合があります。
アンペアの容量が足りない場合は、契約しているアンペアの容量を増やしてもらうことでブレーカーが落ちることを防ぐことができます。
また、停電は突然やってくるものなので、停電時のために備蓄できる食料を用意しておきましょう。
特に災害時には電力が復旧するまで時間がかかることがあるため、火を使わなくても食べられるものを用意しておくのがおすすめです。
懐中電灯を手元に置いておくだけでなく、充電器や電池などを用意しておくことで、突然の停電にも対処できます。