マイホームの購入を考えたとき、周辺の設備を重視する方も多いはずです。
ただ、スーパーやコンビニ、病院などが近くにあるかどうかを気にする方は多いですが、公園が隣にあるかどうかを条件に挙げることは少ないのではないでしょうか。
今回は、家の隣に公園があることのメリットとデメリット、注意点についてご紹介します。
家の隣が公園!どんなメリットとデメリットがある?
公園が家の隣にある場合、さまざまなメリットとデメリットが考えられます。
まず、小さなお子さまや犬などのペットがいる世帯の場合は散歩がしやすかったり、すぐに遊びに行けたりする点が大きなメリットです。
また、お子さまでなくても散歩や運動のために公園を利用できます。
このほか、公園の規模によっては自然の多い景観を楽しめるほか、遮蔽物がないため、日当たりや風通しを確保できるメリットもあります。
隣がマンションやアパートなどの建物ではないため、視線を気にする必要もありません。
その反面、実際に公園の隣にある物件に住んでみると、子どもの声や保護者の話し声が響きやすいデメリットがあります。
高層マンションの上階ならば気にならないと考えがちですが、子どもの声は高いため、窓を開けるとどうしても聞こえてしまいます。
また、ペットの排泄物や公衆トイレの悪臭なども大きなデメリットです。
このほか、自然環境が整っていると蚊などの害虫が発生するケースや、夜になると若者などのたまり場となってしまい、治安が悪くなるケースもあるのです。
公園の隣の家に住むなら?物件を選ぶ際の注意点をご紹介!
公園の隣に家を買うのであれば、日中の騒音や害虫などがどの程度かを確認することが注意点です。
内見の際に実際に窓を開けて、公園からの声がどの程度聞こえるかなどを確かめておくと、住み始めてから後悔することは少ないでしょう。
また悪臭や害虫、治安などに関しては、近隣に住んでいる方や不動産会社に問い合わせてみることをおすすめします。
ただし、公園の隣の物件は希少性が高く売却がしやすいほか、日中は家にいないため騒音などはそれほど気にならないなど、考え方次第では住みやすい環境になることもあります。
メリットやデメリットは、対処の仕方次第で気にならなくなることもありますので、公園の隣の物件を購入するかどうかは各自の判断次第です。