現在賃貸物件に住まわれていて新しい場所に引っ越す方は、これから退去手続きが待っていると思います。
退去時の清掃は、一般的に礼儀としてきちんとおこなわなければなりませんが、今回はフローリングの清掃方法について解説します。
また、故意に傷をつけた場合退去費用にどのように影響してくるのかも見ていきましょう。
是非参考にしてください。
賃貸物件のフローリングの掃除方法について解説
はじめにフローリングの掃除方法について解説していきます。
カビも傷も見当たらない場合は、通常の拭き掃除をする
とくに大きな汚れがなく、住み始めたころと同じような状態であれば、最初は濡れた雑巾などで拭いて、その後乾いた雑巾で仕上げてください。
目地には埃が溜まりやすいので、細い爪楊枝のようなもので細かく取りのぞいてください。
万一カビが生えていた場合の対処方法
日々の使い方によってはカビが生えてしまう事があります。
そうなってしまった場合は通常の拭き掃除だけでは除去できません。
まずは換気をしっかりとおこなえる環境を作ってから、中性洗剤を吹きかけて水拭きしてください。
溝に入ってしまったカビを爪楊枝などで除去し、エタノールスプレーをかけておきましょう。
最後に乾拭きをして仕上げてください。
賃貸物件のフローリングが傷ついていた際に退去費用に及ぼす影響
次に、賃貸物件のフローリングにカビや傷がついていた場合、退去費用にどのような影響が出るのかを解説していきます。
原状回復義務の線引きについて
自分が故意に傷つけた物であれば費用を支払う義務がありますが、入居前からついていたものや経年劣化によるものであれば対象外となります。
また、カビなどが生えない対策を取っていたにも関わらず発生が確認された場合は大家さんに交渉してみてください。
フローリングの張り替えにかかる費用について
住人の過失でフローリングの張り替えなどが発生した場合の費用についてですが、6畳の部屋の相場でおよそ最大10万円程度です。
なお、環境依存や建物自体の問題の雨漏りなどで出来たシミなどについては大家さんに修繕責任があります。
経年劣化や自然損耗の場合、修繕費が家賃に含まれている可能性もあるので契約時に確認しておく必要があります。
まとめ
賃貸物件においてフローリングは常に触れている部分でもあり、汚れやすくなっています。
通常の掃除では除去できないくらいの大きな傷や汚れが付かないように、普段から使い方に気を付けてください。
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