ある日、お買い物に出たときに「あ、これいいかも」と思えるカーテンに出会い、いざ購入しようと思ってもサイズがわからず断念…なんてこと、経験ありませんか?
カーテン選びはお部屋の雰囲気を大きく左右するものではありますが、なかなか気に入ったものに出会うことが難しいですよね。
いざ気に入ったデザインに巡り合えても、その場でサイズがわからずに改めて出直すことに…といった残念な状態に陥る場合もあります。
今回は賃貸物件でのカーテンの選び方のポイントについてご紹介します。
賃貸物件でのカーテンの選び方①知っておきたい種類について
カーテン選びでもっとも注意したいポイントはサイズです。
日本の賃貸物件ではある程度、窓のサイズが統一されているため、そのサイズにあわせた既製サイズのカーテンがあります。
この既製サイズのカーテン、主に丈が3サイズあります。
●135cm
●178cm
●200cm
以上の上記3サイズは「ゴールデン3サイズ」とも呼ばれている、代表的なサイズです。
ちなみに幅は100cmになり、窓の横の大きさによって枚数を決めます。多くの窓は2枚で対応できることでしょう。
「135cm」は高窓・腰高窓と呼ばれる、個室の部屋などによく利用されている大人の腰くらいの高さにある窓に適用します。
「178cm」ならびに「200cm」は、掃き出し窓と呼ばれるリビングやベランダへ通じる窓に利用することができます。
次にカーテン選びで注目すべきポイントは「機能」です。
インテリアにあうかどうかというデザイン性だけではなく、その機能によっても選びたいもの。
たとえば、光を遮るタイプのものやゴミや塵を防いでくれるもの、防音に優れているタイプや、光は通しつつも人の視線は防いでくれるものなど。
カーテンを取り付ける部屋によってもカーテンに求める機能は異なることでしょう。
賃貸物件でアパートやマンションなどの集合住宅の場合、他者からプライバシーを守るためにカーテンの機能についても、サイズと同様に重視したいものです。
賃貸物件でのカーテンの選び方②カーテンサイズの測り方も重要!
続いては、サイズの測り方についてです。
既製カーテンのサイズは主に3タイプとは言え、その窓にあったサイズを選びたいもの。
そのためには、きちんと採寸してから購入することをおすすめします。
サイズを測る際のポイントについてご紹介します。
1)横幅を測る
横幅を測る際には、カーテンレールの幅を測りましょう。
レールの両端についている動かないランナー(カーテンフックをひっかける小さいリンク)からランナーまでの長さをメジャーで測ります。
2)長さ(丈)を測る
長さについても、カーテンレールを基準に測ります。
掃き出し窓の場合は、カーテンレールから床まで垂直にメジャーを下ろして、その長さから1cm引いた長さのカーテンを選ぶといいでしょう。
高窓・腰高窓はカーテンレールから窓枠の下15~20cmを目安に測ります。
またサイズとは異なりますが、カーテンをカーテンレールに取り付けるフックにもレールが見えるタイプ」と「レールを隠すタイプ」の2種類があるので、把握しておきましょう。