不動産売却を検討している方のなかには、なにから始めれば良いのか、やることがわからないという方もいらっしゃるでしょう。
一般の方であれば、不動産売却に関する知識や経験がないため、「上手く話を進められるだろうか」という不安もあるはずです。
今回は、不動産売却の流れや売主がやることなどについて解説します。
不動産売却の流れ~売主がやること~
不動産売却では、まず売主自身がインターネットなどを利用し、売却したい不動産の売買価格の相場調査をします。
売却したい不動産の情報をまとめたうえで、不動産会社に売却したい不動産の価格査定を依頼します。
不動産会社の査定価格やサービスが納得のいく内容であれば、媒介契約を締結しましょう。
契約後、売却価格や売却時期、販促内容などの条件を打ち合わせしますが、要望はより明確に伝えておくと良いでしょう。
不動産会社が打ち合わせした条件で販促活動をおこないますので、その間に売主は物件の内見の準備をしておきます。
購入希望者が現れたら、不動産会社を介して条件交渉しますが、あらかじめ譲歩する部分・しない部分を決めておくことが大切です。
買主が決まれば、売買契約を締結し不動産会社に対して仲介手数料の半額を支払いますが、のちのトラブルを防ぐために売買契約書は念入りにチェックしましょう。
売買契約後に決済と物件の引き渡しをおこない、不動産会社に対して仲介手数料の残額を支払います。
不動産売却で得た利益は課税対象ですので、売却した翌年の2月16日~3月15日の間に確定申告をおこないましょう。
不動産売却の流れ~売却活動にはどんな方法があるの?~
不動産会社と媒介契約を結んだ場合、売却活動はその不動産会社がおこないます。
一般的な売却活動では、オープンハウス、ポスティング、不動産情報サイト、不動産情報誌などを利用することが多いです。
購入希望者が現れない場合、値下げを検討する必要がありますが、その際は端数のある価格(3,000万円ではなく2,980万円など)に設定することをおすすめします。
切りの良い価格にすると、交渉の際の値引き額が100万円単位など大きくなる可能性があるためです。
また、売却したい物件に住みながら売却活動をおこなうこともできます。
内見の際の対応では、物件の良いところ・悪いところを隠さず伝えることが交渉を上手く運ぶための秘訣です。
不動産売却の流れ~かかる期間はどのくらい?~
不動産売却の一連にかかる期間は、おおよそ3~6か月が目安といわれています。
しかし、人気のないエリアの物件であることや、売り出し時期が悪い、物件価格が高いなどの理由で不動産売却の期間が長引く場合もあります。
売主としては、信頼できる不動産会社と媒介契約を結び、早めに行動することが大切です。
まとめ
不動産売却は売買価格の調査に始まり、不動産会社との媒介契約、購入希望者との条件交渉、売買契約・引き渡しといった流れになります。
不動産売却をスムーズに進めるためには、一連の流れを事前に把握しておくことが大切です。
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