新築一戸建てに住み始める際は、土地や建物の購入費用だけでなく、家具や家電の準備、住宅ローンの手数料などさまざまな諸費用が発生します。
住宅の購入における補助金制度がいくつか存在するので、活用することで少しでも金銭的な負担を抑えたいものです。
そこで今回は、新築一戸建てにおけるこどもエコすまい支援事業とは何か、注意点と申請の流れを解説します。
新築一戸建てにおけるこどもエコすまい支援事業の概要
こどもエコすまい支援事業とは、省エネ性の高いZEH住宅を新築、または改修した際に国から補助金を受け取れる制度です。
2050年の脱炭素化社会に向けて制定された新しい事業であり、2023年3月にスタートしました。
補助金を受け取れるのは、新築一戸建ての場合、子育て中の世帯もしくは若年層の夫婦世帯が対象になります。
また、補助額は新築であれば1戸あたり100万円と大きな金額になるので、マイホームの購入費用を少しでも抑えるために積極的に活用したい制度でしょう。
ただし補助金の予算には上限があるため、決められた期間内よりも早く終了する可能性があります。
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こどもエコすまい支援事業を活用する際の注意点とは?
こどもエコすまい支援事業を利用する際は、下記の点に注意しましょう。
併用できない補助金制度がある
対象の住宅においては、国が制定している他の補助金制度との併用はできません。
ただし、地方公共団体による補助金制度であれば利用可能です。
申請期限がある
本事業の申請期限は、令和5年の12月31日までと決められています。
交付申請は工事業者や販売業者がおこなうため、申請の進捗状況をこまめに確認しましょう。
類似した補助金制度がある
本事業と類似している補助金制度として「こどもみらい住宅支援事業」があります。
ZEH住宅以外にも補助金を交付する制度でしたが、こちらはすでに終了しているので認識しておきましょう。
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こどもエコすまい支援事業の申請の流れとは?
本事業の手続きは、すべて工事業者や販売業者がおこなうことになっており、施主は申請できません。
申請の際はまず、手続きをおこなう業者が「こどもエコすまい支援事業者」に登録するところからスタートします。
事業者登録を終えて不動産売買契約が完了したら、支援事業者と施主の間で補助金利用に関する規約を締結します。
その後に交付申請を経て問題なく交付が決定されれば、事業者から工事完了報告をおこない、補助金を受け取れれば完了です。
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まとめ
こどもエコすまい支援事業とは、省エネ性の高いZEH住宅を新築または改修した際に、国から補助金を受け取れる制度です。
新築の場合は1戸あたり100万円を受け取れるので、何かとお金がかかるマイホーム購入費用を少しでも抑えるために活用しましょう。
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